これは箸置きをひっくり返した裏面です。
実はこの箸置きの先っちょだけ色を変えています。
裏面を見るとそのことに目がいきます。
それは単に塗装で色を変えてるのではなくて、白っぽい木と黒っぽい木を組み合わせたものを削り出して形作っています。
箸置きのような小物は、手に取っていろんな角度からそれを見ることができるので
裏にも意匠を込めて作ります。
もしかしたら、誰も気づかないかもしれません。
でもそこにこそ、作り手の意思が入っていて、なにか感動するようなことがあったらおもしろい。
そう思いながらデザインします。
ちなみに、裏面として考えてたのですが、こちらを表にして使うこともできます。
作った本人の僕も、そう使うひとから新しく気づかされます。